開催日
2010年10月31日
開催場所
愛知県春日井市
パフォーマー
シンクロニシティ
お問い合わせ内容
愛知県春日井市にある福祉施設のお祭りに大道芸人のステージ出演のご依頼をいただきました。知的障害を持つ方達も入居する施設ということで、頭で考えるようなパフォーマンスでは無く、純粋に視覚であっと驚くようなパフォーマンスをご要望されました。
シンクロニシティの紹介
国内のジャグリングフェスティバルで優勝するほどの腕前を持つジャグリングコンビパフォーマー・シンクロニシティがお伺いしました。この2人だからできる、凄さ・面白さを追求し続け、完成させたショーは、スキルの高いジャグリングテクニックに軽快な掛け合いを織り交ぜ、確実に見る者の心を魅了します。
会場の様子
前日まで台風の接近が気がかりでしたが、コースを外れてくれたおかげで、曇り空ではありましたが、無事にお祭りは開催されました。午前11時ごろから運動場のメインステージを中心に様々な催しがあり、施設入居者のみなさんによるダンスや歌の発表、地元サークルによる大正琴の演奏会なども行われていました。また、職員のみなさんによる出店を充実していて、たこ焼きや焼き鳥、日用品のバザーの他に食堂では抹茶も振舞われていました。
シンクロニシティのショーの様子
いろいろな催しが開催されたこのお祭り、そのトリをシンクロニシティはメインステージにて務めさせていただきました。会場内にいたほとんどの方達が集まってくださる中での出番となりました。
ショーはボール、ディアボロなどを駆使したジャグリングパフォーマンスを披露しました。日本でもトップクラスの技の数々に会場からは大きな拍手を送っていただきました。特に上の写真にもありますシガーボックスのパフォーマンスでは、2人の抜群のコンビネーションに歓声が上がっていました。関西人特有?のトークでもみなさんの笑いを誘っていました。施設の入居者のみなさんもダイナミックなパフォーマンスに目を奪われていた様子で、楽しそうに笑顔を浮かべながらご覧になっていました。
こうして、最後に一輪車とローラーバランスと互いに不安定な状況の中でファイヤーパッシングを成功させると、この日一番の拍手と歓声を送っていただけました。終わった後も施設の職員さんが次々とお礼を言いに来てくれるなど、大変喜んでいただけました。
お祭り実行委員長さんのコメント
素晴らしいパフォーマンスを披露して頂き、ありがとうございました。ドキドキするような技や、コントを交えた面白いトークで、とても楽しく最後まで見させて頂きました。
空高く投げる中国ゴマや、火をつけた棒を向かい合って投げあうジャグリング等、難易度の高い技を見せていただき、利用者の中には見入ってしまい、拍手をするタイミングを逃してしまうほど驚いている人もいました。また、技の間に見せるコントのようなトークもとても面白く、30分という時間がとても短く感じました。ピー子ちゃんが出てくるところは特に面白かったようで、終わってからも「すごかったね。」「面白かったね。」といった声をよく耳にしました。そして、「おー!」という驚きの声や、拍手のタイミング等揃えるように促して頂く事で、会場が1つになったように感じます。
今後もお元気でご活躍ください。本当にありがとうございました。
総評
一年に一度のお祭り、しかもそのトリを務めさせていただいたわけですが、大盛況に終わり、我々も一安心です。担当者様からの最初のご要望「純粋に視覚であっと驚くようなパフォーマンス」にもお応えできたと思います。