開催日
2011年5月21日
開催場所
長野県塩尻市
パフォーマー
大道芸人
お問い合わせ内容
長野県塩尻市の障害者施設さんから大道芸人の派遣のご依頼がありました。施設主催のお祭りを盛り上げてくれるパフォーマーを探しており、知的、精神、聴覚障害の方などいらっしゃるので、眼で見て楽しめるパフォーマンスをご希望されました。
パフォーマーの紹介
可能ならば、長野県にゆかりのあるパフォーマーをとのご要望もありましたので、長野市在住のパフォーマーをご提案しました。このパフォーマーはローラーバランスやアクロバットなど体を張ったパフォーマンスが持ち味で視覚的にも見応えの十分のパフォーマーです。「大道芸ワールドカップイン静岡」などといった国内トップレベルの大道芸大会にも出場しており、実績面においても申し分ございません。
会場の様子
会場となったのは地元の中学校で、施設職員さんやボランティアのみなさんによる屋台や模擬店、東日本大震災のチャリティーバザーなどがありました。体育館では式典が開催され、パフォーマーのショーをはじめ、中学校吹奏楽部のコンサート(右写真)や施設利用者のみなさんの太鼓の発表会も開催されていて、地元住民の方達など多くの方がお越しになられていました。
大道芸ショーの様子
「年齢や障害の有無にかかわらず、地域で暮らす人々が集い交流を深め、共に理解しあうことにより、みんなが安心して暮らせる地域社会の実現を目指す」ことを趣旨に開催されたこのお祭り。毎年開催しているそうで、例年多くの人で賑わっているそうです。
午前10時の開会式とともにお祭りはスタート。パフォーマーの出番はその開会式直後の吹奏楽部コンサートの後に設けていただきました。体育館にはステージもありましたが、みなさんにより近くで迫力あるパフォーマンスを楽しんでもらおうと思い、観客席と同じフロアでやりました。音楽と軽快なトークに合わせて、ジャグリング、ローラーバランス、アクロバットなどといったパフォーマンスを披露していきました。高い身体能力を活かしたパフォーマンスに観客のみなさんは終始圧倒された様子で、技が決まるたびに大きな歓声、拍手が体育館中に響いていました。
施設の担当者さんからも「とても楽しいでもスリル満点のパフォーマンスでした。障害者の方も興奮状態で、とても満足した様子が伺えました。」とおっしゃっていただけるなどご満足していただけました。
総評
お問い合わせの段階からいただいていた「眼で見て楽しめるパフォーマンス」というご要望にお応えすることができたと思います。パフォーマー自身もみなさんの素直なリアクションに乗せられ、楽しくショーができたと喜んでいました。