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舞台や音響の用語で、生かす・殺すって何のことでしょうか?
器材のスイッチのON/OFFのこと。
生かす・殺すとは?
器材のスイッチのON/OFFのことです。
特にマイクの電源のON/OFFを指すことが多く、「生かす」は「ONにする」、「殺す」が「OFFにする」ことです。
また、音響回線や機器が正常に動作しないことを「死んでる」と表し、反対に正常に機能していることを「生きてる」と表現します。
「生かす」「殺す」「死んでる」「生きてる」といった言葉は、舞台スタッフの中でも音響さんを中心にかなり頻繁に使われている言葉です。
なお器材のスイッチON/OFF以外にも、舞台セットや道具、照明などを固定することにも「殺す」を使います。
照明やセットが落ちたり倒れたりしたら舞台は台無しになりますし、危険な事故にも繋がるので、現場では「ちゃんと殺しとけ」「そこ殺せよ」など物騒な言葉が飛び交う場面も少なくありません。
使用例
- この後すぐ使うからマイク生かしといてください!
- 音が漏れるといけないからマイク殺しといてください!