開催日
2012年10月20日
開催場所
神奈川県横浜市
パフォーマー
お問い合わせ内容
神奈川県横浜市の小学校のPTAから授業参観後に行われる文化事業に大道芸人の派遣のご依頼をいただきました。イベントパートナーお勧めの大道芸人を紹介してほしいということでしたので、ロボットのぞみを派遣いたしました。いじめなど子ども達を取り巻く社会状況の変化の激しい昨今、「命の大切さ」など表現するロボットのぞみのパフォーマンスを通して子ども達に何かを感じ取ってもらえればと思いからご提案しました。
ロボットのぞみの紹介
心温まるパフォーマンスで全国的な人気を博す大道芸人・ロボットのぞみ。「世界1のSHOWタイム~ギャラを決めるのはアナタ~」や「あらびき団」といった全国放送のテレビ番組にも数多く出演しています。人々の心に何かを訴えかけるロボットパフォーマンスを中心に見るとどこかホッとする、優しい気持ちになれるショーをお送りいたします。
会場の様子
この日は土曜日でしたが、登校日とばっていました。午前中に授業参観が行われ、午後からはPTAが主催となる文化事業としてロボットのぞみのステージショーが体育館にて行われました。そのため、全校児童以外にも保護者の方の姿もあり、体育館はいっぱいになっていました。PTAの担当役員さんによるとロボットのぞみを知っているのか「文化事業は親も見ていいのか?」とった保護者の方からの問い合わせが非常に多かったとのことでした。
ロボットのぞみのショーの様子
全校児童の体育館への移動が完了したところで早速ロボットのぞみのステージショーをご覧いただきました。簡単なプロフィール紹介のみで子ども達に先入観を持ってご覧いただかないようにしました。
オープニングからロボットパフォーマンスを披露しました。戦場に咲く一輪の花に思いをはせるロボットの姿を描いた作品に騒がしかった子ども達も登場と同時に静かになり、ロボットのぞみに見入っていました。そして、ロボットのマスクを外し、今度は一転、軽快なトークを交えたパフォーマンスをご覧いただきました。ここでは子ども達からも笑い声が聴こえるなどとても明るい雰囲気になっていました。その中でも2人の先生にステージに上がってもらい、のぞみと一緒に即興劇に参加してもらう場面で、のぞみのムチャぶりにもノリノリで応えて下さった先生達に子ども達も普段とは違う姿に大笑いしていました。そして、最後にもう一度マスクをかぶってロボットパフォーマンスを披露。今度は感情を持たないはずのロボットが一匹のイヌとの出会いにより変化する姿を描いたパフォーマンスに最初の時のように子ども達も集中して見てくれ、涙を流しながらご覧になってくれている子もいました。
こうしてショーは終了。子ども達も最後まで真剣に見てくれました。その後、簡単なロボットの動き方講座やのぞみからみなさんに伝えたいことをお話したり、写真撮影などをして全て終了。帰り際に鉢合わせた子からは握手を求められたり、PTA役員さんや校長先生からも絶賛のお言葉を頂戴することができました。
総評
のぞみ自身も子ども達には話したのですが、ロボットパフォーマンスは「どう感じて欲しいのか?」というような具体的な内容の説明はしません。ご覧いただいた方自身が感じたことをそのまま受け取っていただきたいと考えております。なので、人それぞれ感じ方が違うかもしれません。それは今回の子ども達も同様で、出番が終わった後に先生が「子ども達が自分の思ったことを言ってきてくれたが、いろいろな考え方があり、新しい一面を知れた」とおっしゃっていました。子ども達にメッセージを通じたようで、嬉しく思います。