開催日
2012年12月1日
開催場所
茨城県古河市
パフォーマー
お問い合わせ内容
茨城県古河市の中学校から芸術鑑賞会でパフォーマンスをしてくれる人を探しているというお問い合わせをいただきました。中学生でも楽しんで見られるパフォーマンスをということでしたので、まだ20代前半と生徒達も年齢も近く、ダイナミックなパフォーマンスと世界大会でも華々しい実績を残したジャグリング兄弟コンビ・桔梗ブラザーズをご紹介しました。
桔梗ブラザーズの紹介
名前の通り、桔梗篤(アツシ)、崇(タカシ)の実の兄弟から構成される桔梗ブラザーズ。ジャグリングの世界大会での多くの入賞経験、世界的パフォーマー集団・シルク・ドゥ・ソレイユのオーディションにも合格するなど若いながらも輝かしい実績を残しています。兄弟とあってコンビネーションは抜群なので、世界中でも数少ないパフォーマーしかできないパフォーマンスもご覧いただくこともできます。「ジャグリングの凄さ=真のジャグリング」を伝えるため、全国各地のイベントに出演しています。
会場の様子
この日は土曜日でしたが、午前中に授業参観、午後から芸術鑑賞会という予定が組まれていました。体育館が会場で、生徒達にはよういされたパイプ椅子に座ってご覧いただきました。授業参観に来られた一部保護者もそのまま学校に残られ、生徒達と一緒に桔梗ブラザーズのショーをご覧になられ、400名ほどの方に観ていただけました。
桔梗ブラザーズジャグリングショーの様子
生徒達が体育館に移動完了し、校長先生のお話の後に桔梗ブラザーズのジャグリングショーは組まれていました。校長先生から桔梗ブラザーズのプロフィールが読み上げられると生徒達や保護者のみなさんの期待感が高まったように感じました。
そして、ショーがスタート。まずはボールジャグリングを披露しました。開始早々から2人の息のあったパフォーマンスに観客の視線も釘付け状態になっていました。その後もディアボロ(中国ゴマ)やクラブといった道具を使ったジャグリングパフォーマンスをご覧いただきました。また、それらのパフォーマンスの合間には生徒や先生にもステージに上がってもらい、ショーを一緒に盛り上げていただく場面もありました。生徒には実際にボールジャグリングに挑戦してもらい、ジャグリングの難しさを体験してもらいました。ノリの良い生徒さんのおかげで笑い声も聞こえるなど楽しい雰囲気になりました。また、先生には桔梗ブラザーズのテクニックのレベルの高さを知ってもらうためにちょっとスリリングな体験をしてもらいました。棒状のお菓子を口にくわえてもらい、それをクラブパッシングをしながらという折るというパフォーマンス。先生の顔面スレスレを通過させなければならないという難易度の高いパフォーマンスを見事に成功させると大きな拍手が体育館に響き渡りました。
そして、最後には桔梗ブラザーズを含め、世界でも数組しかできないパフォーマンスを披露。数年前から練習中のパフォーマンスで、成功率も決して高くないのですが、生徒達からの声援を受けてチャレンジ。数回のチャレンジで成功されるとこの日一番の歓声をいただくことができました。
最後に生徒会長さんから花束をいただきました。先生や保護者の方からも写真撮影やサインの要望をいただくなど喜んでもらうことができました。先生からは「普段は物静かな生徒が多いのですが、ショーの時はテンションが高かった。こんなことは今までなかった!」とも言っていただけました。
総評
生徒達だけでなく、先生、保護者といった大人の方からの評判も上々だった桔梗ブラザーズのジャグリングショー。保護者の中には桔梗ブラザーズが毎年出場している「大道芸ワールドカップin静岡」でご覧になっている方もおり、「こんな近くで見られるなんて!」と喜んでくださる方もいました。桔梗ブラザーズの2人もみなさん温かい対応にとても感謝していました。桔梗ブラザーズの活動のモットーでもあるジャグリングの凄さ、面白さが伝わってくれていれば幸いです。