女性三味線奏者で敬老イベントで出張コンサート！in宮城県大衡村

三味線奏者の紹介

　東京を拠点に関東地方を中心に活動している女性の三味線奏者がお伺いしました。１００名を超えるホテルのパーティーや劇場での演奏から少人数のホームコンサート・お座敷での三味線宴会まで多彩なシーンで、幅広い年齢層を対象に、三味線の楽しさを少しでも伝えたいという思いで活動している奏者です。長唄を軸に、端唄に民謡、歌謡曲、ロックにじょんがらベンチャーズなど曲のレパートリーも豊富です。

会場の様子

　中学校の体育館に、３００名程の村内のお年寄り、役場関係者のみなさんがお集まりになっていました。記念品の授与、村長さんのお話などの後はお楽しみタイムで、みなさんお食事を召し上がりながら、子供の踊り、村内の日本舞踊の会の踊りなどをご覧になっていました。最後の締めに、唄と三味線とお喋りのステージをお届けしました。

三味線ステージの様子

　午前１０時から始まった敬老会の締めくくる役として三味線演奏をお聞きいただきました。事前にスタンドマイク２本、椅子２つをご用意いただき、和服で演奏しました。
　敬老会ということで、若い方はご存知なくとも、昭和の時代を知っている方ならだれでも知っているといった唄を、４０分の間に１２曲お届けしました。三味線漫談という形でご紹介いただきましたので、演奏の合間にお喋りも色々とお届けいたしました。座ったままで踊れる簡単な踊りを踊って頂いたり、ステージの演者とお客様とでじゃんけんする「野球拳」をしたり、客席を右と左にブロック分けし「わっしょいわっしょい」の声の大きさを競争する「お祭りマンボわっしょい合戦」をしたり、観客参加型のステージを心がけました。昭和の懐かしい曲を唄うと、皆さんが唄ってくださり、体育館が皆さんの声で山鳴りするような感じでした。
　こうして無事に楽しく終了することができました。担当者様からも「もっとお聞きしたかった！」と言っていただけ、大変お喜びいただけました。

総評

　「みなさんに一緒に唄っていただけたので、大変演奏しやすかった！」とお伺いした三味線奏者も喜んでいました。スタートは前の出し物の関係で５分程押しましたが、演奏は問題なく、無事に終了し、我々も安堵感でいっぱいです。