町民が集う伝統あるお祭りのステージゲストにロボットのぞみを派遣！in福島県いわき市

ロボットのぞみの紹介

　人々の心にアニメーションダンス、パントマイムを駆使したロボットパフォーマンスで温かいメッセージを届け続けるパフォーマー・ロボットのぞみ。命、自然、戦争、いじめなど人間社会が抱える問題への彼の思いを乗せたパフォーマンスは多くの人に感動、癒やしを与えます。近年はパフォーマーの後進育成にも励み、国内初のパフォーマー専門学校を開校。パフォーマーを目指す若者に刺激を受けながら、ロボットのぞみのパフォーマンスは更に進化をしていきます。

会場の様子

　復興住宅の広場にてお祭りは開催されました。2日間の日程で開催され、ロボットのぞみのパフォーマンスショーは2日目に組まれていました。復興住宅に住まわれる方に加え、近隣にお住まいの方もご来場されていました。地元の名産を使ったグルメの屋台やお神輿など催し物も盛りだくさん、地元のマスコミも数多く取材に来られるなど大変活気あるお祭りでした。

ロボットのぞみパフォーマンスショーの様子

　そして、いよいよロボットのぞみのパフォーマンスショーの時間となりました。当初は会場のステージ上で行う予定でしたが、観客のみなさんに少しで近くで楽しんで欲しいということでステージの前で実施。みなさんにロボットのぞみを取り囲んで頂く形でご覧いただきました。
　会場アナウンスやロボットのぞみ自身の呼び込みの効果もあり、たくさんの観客が集まってくれました。序盤はディアボロ（中国ゴマ）を使ったジャグリングやパントマイムなどのパフォーマンスで盛り上げ、途中には観客参加型のマジックのパフォーマンスも披露。お手伝いしてくれた男の子がいいキャラクターだったこともあり、驚きや笑いが満載の時間となりました。後半はロボットのぞみを語る上で外せない、切ないロボットの姿を描いたパフォーマンス。今回は戦場で出会ったロボットと赤ちゃんの物語。赤ちゃんとの交流を通じて「生命」を知っていくロボットの姿に先程までとは打って変わってみなさんも真剣な眼差しでご覧になってくれました。物語と幕が閉じると大きな拍手が会場に響き渡りました。
　パフォーマンスショーが終わると何名かの観客がロボットのぞみに声をかけてくれ、口々に「感動しました！」「頑張ってください！」など嬉しいお言葉をたくさんかけてくださいました。温かいお言葉の数々、束の間のお客様との交流にロボットのぞみも喜んでいました。

総評

　お祭りは震災前から行われていたそうです。震災直後はお祭りも何年か開催中止に追い込まれていましたが、復興住宅に移った後に住民のみなさんによって再興されたそうです。それがあってか、お祭りの雰囲気は熱気みたいなものが伝わりました。そんなお祭りに出演させていただく機会をいただき、光栄な限りです。