開催日
2010年5月16日
開催場所
埼玉県さいたま市
パフォーマー
大道芸人 ピエロ(クラウン)
お問い合わせ内容
埼玉県さいたま市にある老人ホームよりピエロ(クラウン)の派遣のお問い合わせがありました。老人ホームの開所5周年記念祝賀祭の中でいままで見る機会が少ない大道芸人はどうかという話が上がり、ご依頼をくださいました。
パフォーマーの紹介
東京在住で埼玉を含む関東各地のイベントで活躍するピエロ(クラウン)がお伺いしました。キャリアも豊富で、メディア出演も多く、スキル的にも東京都公認プロパフォーマーライセンス「ヘブンアーティスト」取得者でもおススメです。バルーンアート、ジャグリング、パントマイムといった多彩な芸を誇るため、お客様のご希望のショー構成を組むこともできます。
会場の様子
今回、ピエロ(クラウン)による大道芸ショーは約100㎡の広さのデイサービスフロアにて行いました。ショーの前には記念式典もありましたので、周りは紅白の幕で囲まれていました。また、5メートル(幅)×3メートル(奥行き)×2.4メートル(天井高さ)のステージもありました。
大道芸ショーの様子
記念式典は午後1時半に始まり、ピエロ(クラウン)の出番は終了後の午後2時からでした。この日は施設の利用者、職員、関係者以外にも利用者のご家族の方も来られていてお孫さん、曾孫さんらしきお子様の姿も見られ、90名もの方が集まっていました。
このピエロ(クラウン)の最大の持ち味でもある一人のパフォーマーで多くのパフォーマンスをお楽しみいただけるというショー構成でこの日は臨みました。愉快な音楽に合わせて、動物などをバルーンで作ったり、ボールやクラブなどをいとも簡単に操るジャグリングやロボットの動きを取り入れたパントマイムなどを披露しました。ただパフォーマンスをご覧いただいただけでなく、ショーの最中に作ったバルーンを施設利用者にプレゼントしたり、お子様に舞台に上がって一緒に盛り上げてもらいました。ご覧いただいたみなさんはショーに前のめりになったり、大いに笑っていただくなど楽しんでいただけたようでした。
こうして、30分のショーは大変な盛り上がりを見せ、大きな拍手をみなさんから送っていただけました。
老人ホーム職員の方のご感想
毎年5月に記念祭を行ってきましたが、5年という節目でもあり少し予算をかけてやって入居者様に喜んでいただこうと企画検討をしてまいりました。
午後2時イベント開始となり、ピエロさんが会場に現れると入居者様の一瞬目を見張った顔が印象的でした。パントマイムが始まると、ピエロさんの動く姿を一生懸命目で追っていました。普段は眠ってばかりいる入居者様もしっかりと起きてみていたり、いつも騒ぐ入居者様が静かに見ていました。ピエロさんの話術にも笑い声を出して楽しんでいる姿をみて、今回のイベントは大道芸にして本当によかったと思いました。
祝賀祭終了後、バルーンアートでもらった風船を大事そうに抱えて歩く入居者様の姿をみて、「ああ終わったんだ」と感無量でした。素顔のピエロさんがイケメンだったことは裏方としてのいい思い出になりました。また、機会があったらお呼びしたいと思っています。ありがとうございました。
総評
終了後にクライアント様である施設の職員の方から上記のご感想文をいただいたのですが、喜んでいただけたことが伝わり、本当に嬉しく思いました。正直に申しますと、ご高齢者様の施設のイベントは、経験値のある程度高いパフォーマーでないと、なかなかうまくいきません。その点で、いつもパフォーマーのキャスティングには、頭を悩ませることが多々あります。しかし、今回はお伺いしたピエロ(クラウン)の素晴らしいパフォーマンスにお楽しみいただけたということで、我々もこの仕事のやりがいを強く感じました。