開催日
2010年1月27日
開催場所
千葉県佐倉市 ウィシュトンユーカリが丘
パフォーマー
江戸太神楽 2名
内容
千葉県佐倉市のホテルで開催された新年会に江戸太神楽の演者を2名派遣いたしました。
ホテルのパーティールームを貸し切って開催される新年会の余興として、江戸太神楽のステージをご覧になりたいというお問い合わせが弊社に舞い込んできました。
このクライアント様は、新年会というおめでたいイベントであることと来場者の年齢層が比較的に高めということから江戸太神楽をご希望されたそうです。また、獅子舞等ではなく、左の写真の様な傘の上で様々なものを回したりする等の“曲芸”でステージをやってくださいとのことでした。
そこで、長年コンビを組んでいる女性演者の2人に出張してもらいました。太神楽の長い歴史を現代に伝えるこのコンビは、国内以外にも海外のいろいろな土地で太神楽を披露し、世界のみなさんに「元気」を届けてきた方達です。また、コンビで活躍するだけでなく、個人それぞれでも各地のイベントに出演したりと活躍なさっています。
迎えた新年会当日。ホテルのパーティールームにはお客様が60~70人ぐらいがお集まりになりました。新年会が始まる時間まで各々で歓談をされたりしてお待ちになっていました。
そして、夜の7時半ごろに新年会は乾杯の合図でスタートしました。それと同時に司会者の方がステージに注目するようにお客様を促しました。まもなく、太神楽のステージが始まるからです。
会場前方にあるステージに女性演者の2人が登場すると、大きな拍手で迎えてくださいました。まずは、傘の曲芸。ボールなど比較的簡単な丸いものから、徐々に枡などの難度の高い四角いものにしていくとお客様から大きな歓声が2人に浴びせられました。
その後も、五階茶碗(※1)や輪の組取り(※2)といった曲芸も披露していきました。どの演目でもお客様からは大きな拍手や歓声が自然と起こっていました。そして、最後にこのコンビ、最大の見せ場の水雲井の曲芸を披露しました。これは、上の写真の様に水の入ったコップを高く掲げ、それを回して霧状に水を飛ばすもので、とても美しい芸です。
結果、トラブルもなく、お客様共々クライアント様自身も楽しめたというお言葉もいただくことができ、新年会のおめでたい席に華を添えれ嬉しく感じました。
(※1)・・・あごの上に台を立てておお茶碗を1つ、2つ…と積み上げていく曲芸。
(※2)・・・2人の間を輪(リング)が行ったり来たりさせ、徐々に数を増やしていく曲芸。