伝統芸・太神楽の演者を建築会社新年会の余興に派遣！in東京都立川市

太神楽演者の紹介

　江戸時代から続く「江戸太神楽」を平成の世に伝える一座の2名の女性演者を派遣しました。お正月のイメージが強い太神楽ですが、一年中活動、結婚披露宴やパーティーといったおめでたい席や外国の方を対象とした日本文化を知ってもらうためのイベント、学校の芸術鑑賞会など幅広く活躍しています。今回派遣した2名の演者もそうですが、海外での公演経験も大変豊富です。

会場の様子

　立川駅のすぐ近くにあるホテルのパーティールームで新年会は開催されました。建築会社の社員さんを中心にそのご家族やPBの方もお見えになっており、総勢で150名くらいが出席されていました。大人と子どもの割合は7：3くらいだったと思います。

太神楽公演の様子

　日も暮れた午後5時半ごろから新年会は始まりました。OB社員との久しぶりの再会に話が弾むなど、終始和やかな雰囲気で進行していました。そんな中、余興の太神楽は午後7時ごろから予定が組まれていました。
　司会者さんの紹介の後、会場内に笛の音が鳴り響くと獅子舞の姿の演者達が登場しました。その勇ましい姿にみなさんの注目を一気に集めていました。ステージ上で舞うだけなく、みなさんが座る席にも近づいて頭を噛ませてもらったりもしました。（獅子舞に頭を噛まれると縁起がいいと言われています。）再び、ステージに戻ると獅子舞を外しての曲芸をご覧いただきました。太神楽の曲芸の中でも一番有名な傘回しをはじめ、太鼓の撥を使った曲芸やお茶碗を使った曲芸などを披露しました。2名の演者の元気いっぱいに次々と曲芸をこなす姿と熟練したコンビネーションに会場は大盛り上がりな様子でした。子ども達もおそらく初めて見る太神楽に興味津々になって見てくれていました。
　最後はみなさんの本年のご多幸をお祈りするご挨拶をして終了しました。幹事さんからも「曲芸の数々、楽しく拝見させていただきました！」と声をかけてくださるなど喜んでいらっしゃいました。

総評

　新年会にふさわしいおめでたい曲芸をみなさんにお楽しみいただくことができました。こちらとしてもみなさん、特に子ども達に日本で伝統芸を知ってもらう機会をいただけ有難く思います。