開催日
2015年11月5日
開催場所
東京都世田谷区
パフォーマー
お問い合わせ内容
東京都世田谷区にある医学系の研究所から三味線奏者を派遣してほしいとのご依頼をいただきました。研究所に勤める所員、研究員向けの福利厚生の一環として、演奏をお願いしたいとのことでした。
三味線奏者の紹介
ホームページを一通りくださった担当者さんからのリクエストもあり、肉体派津軽三味線パフォーマンスで全国のイベント、パーティーなどで活躍している三味線ユニットを派遣しました。ただの三味線演奏という枠に囚われず、「パフォーマンス」に進化させた彼らの演奏は日本国内に留まらず、国境を超えて、アメリカやヨーロッパなどでも高く評価されています。
会場の様子
研究所内にある講堂にて三味線演奏は行われました。特にその他のプログラムはなかったので、公演時間の2時間前から講堂に入れさせていただき、ガッツリをリハーサルをやらせいただけました。観客は先にも書いたとおり、この研究所にお勤めの所員さん、研究員さん。人数は100名ほどで、年齢層は20~60代と幅広く、外国の方もいらっしゃいました。
イベントの様子
三味線演奏はお昼休みの時間を利用して開催されました。そのため、昼食をしながらご覧になっている方もいました。所長さんのご挨拶の後、登場。温かい拍手が三味線ユニットを迎えてくれました。
自己紹介も早々に 早速演奏を披露しました。まずはベーシックな三味線演奏。共に国内の三味線コンクールで優秀な成績を残している2人なので、これだけでも十分聞き入ってもらえますが、ここから一線を画すのが「肉体派津軽三味線パフォーマンス」と呼ばれる由縁。まずは三味線を演奏する撥(ばち)をフライパン返しや人形の手に持ち替えて演奏。通常の撥ともほとんど遜色ない演奏にみなさんも感心したような歓声を送ってくれました。そして、二人羽織での演奏、右の写真のような肩車や小中学生の組み体操を彷彿させるアクロバットな体勢での演奏などを披露。それでも全くぶれることなく、見事な演奏をする2人にみなさんの拍手、観声はどんどん大きくなっていきました。
そして最後に通常スタイルに戻り、津軽三味線の伝統曲を連弾きで演奏。先までのコミカルでパフォーマンス要素もある演奏とは打って変わってのガチな演奏にどなたも見入っていただけていました。そして、大きな拍手を受け、三味線演奏の幕は閉じられました。
総評
担当者さんも2人の演奏を絶賛してくださり、「多くの所員からも素晴らしいパフォーマンスだったと感想が届いている!」と嬉しいお言葉をいただきました。三味線ユニットの2人もみなさんに温かく迎えていただき、感謝しておりました。