グロスとは?
ここでは口紅の説明ではありません!
ビジネス用語でも使われますので、特にイベント用語というわけではありませんが、諸々の費用をまとめて総額にすることを言います。
グロスの語源
総体の・全体の、と言った意味の英語「gross(グロス)」から、カタカナ語にされたものです。
ちなみに口紅のグロスは、英語の「gloss」で、rとlが違うだけなんです。
カタカナにしてしまうと同じですし、英語にしても綴りがひとつ違うだけなんて、全く別の言葉なのにとっても分かりにくいですね。
グロスの使用例
- 出演料と交通費、あと食事代グロスで出して◯万円ですね。
- 料金はグロスじゃなくて、それぞれの内訳も教えて下さい。
費用のことなら「ネット」って言葉を聞いたことがあるけど?
グロスとネットは、ちょうど対義語になります。
グロスには全体で・総体でという意味があると説明しましたが、ネットには正味の・中身だけのという意味があります。
イベントから少し逸れてしまいますが、ここでちょっと分かりやすくお菓子で説明をさせてください!
お菓子の袋に「NET 50g」等記載があることがありますが、これは袋などの包材を除いた「お菓子だけの重量」という意味です。
つまり、食べることのできない部分(容器・袋・缶・箱など)を含めた重量が「グロス」。
食べることの出来る中身だけの重量が「ネット」、ということになります。
これをふまえた上で、費用の「グロス」と「ネット」に戻ると、ご理解していただけるのでは無いでしょうか。
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