開催日
2013年12月18日
開催場所
愛知県安城市
パフォーマー
お問い合わせ内容
愛知県安城市の介護老人ホームから三味線奏者の派遣のご依頼をいただきました。施設入居者、利用者のレクリエーションの一環として、生の三味線の演奏を楽しんでもらいたいとのことでした。
三味線奏者の紹介
子どもの頃より数々の三味線コンクールで輝かしい成績を残し、現在はプロとしてかつやどうする三味線奏者を派遣しました。外務省主催イベントでロシアで演奏、1ヶ月に渡ってドイツ縦断ツアーを行なうなど海外での公演経験も多数。有名演歌歌手ともセッション、共演するなど幅広く活躍しています。
会場の様子
お伺いした介護老人ホームは病院と併設されていました。そのため、入居されている方はもちろん、通院がてらにお越しになられた方もいらっしゃいました。三味線演奏は2階と3階の各フロアで開催されました。どちらの回も約30名くらいの方達に三味線を聞いていただけました。
イベントの様子
三味線演奏は1回あたり20~30分くらいの構成で2階のフロア→3階のフロアの順番で実施しました。時間になると、フロアにみなさんがお集まりになってくださり、車いすの方などもスタッフさんの誘導でフロアまで来てくれました。
演奏した曲はみなさんにもなじみのある曲ばかりをチョイスしました。じょんがら節や炭坑節といった懐かしい民謡などを三味線で奏でました。この選択は見事に当たりったようで、お聞きになっているみなさんの中には演奏に合わせて手拍子をしてくださる方もいました。スタッフさんからは「ああいったこと(手拍子)をされる方なんて思わなかった!」とおっしゃっていましたので、利用者さんの新たな一面が垣間見えるという役割も果たしたようです。終了後にそれを三味線奏者に伝えると嬉しそうにしていました。
こうして2フロアで実施された三味線演奏は無事に終了。美しい三味線の音色と共に懐かしい昔を思い出していただけたと思います。
総評
三味線演奏によって利用者さんとスタッフさんの距離を縮めることができました。これには同行したイベントパートナーのスタッフも驚きと共に喜んでいました。今後はこういった効果があることも伝えていければと思います。