開催日
2014年8月30日
開催場所
栃木県真岡市
パフォーマー
お問い合わせ内容
栃木県真岡市の自動車工場の納涼祭に中国雑技とケータリングカーの派遣のご依頼をいただきました。従業員やそのご家族を対象に、毎年、夏休み最後の土曜日に開催しているとのことでした。
ここでは、会場のメインステージで行われた中国雑技のショーの様子をレポートします。
中国雑技演者の紹介
天井のない屋外ステージと観客の中心はご家族連れということでしたので、力強い技で魅せる男性演者と華麗な技で魅せる女性演者のペアを派遣しました。上海の雑技団のころからユニットで活躍していた2人で、現在は日本を拠点に活躍しています。このようなお祭りや企業パーティーなどで伝統ある中国雑技をみなさんに披露しています。
会場の様子
工場の敷地内にある駐車場にて納涼祭は開催されました。ステージはトラックの荷台などをつなげた幅7m×奥行き5mくらいの広さでした。このステージでは中国雑技の他にも有志の従業員さん達によるダンスやミュージカル、カラオケ大会、抽選会などが行われていました。
中国雑技公演の様子
納涼祭は午後4時くらいから始まりました。ステージでは従業員さん達の出し物が来場者を楽しませる中、中国雑技は午後6時前くらいから30分の枠をいただいて、みなさんにお楽しみいただきました。
まずは女性演者による雑技「皿回し」。何枚もの皿を軽やかに回しながら、色々なポーズをとります。満開の桜の花のように華やかな、中国伝統芸の代表です。これで観客を惹きつけると、続いても女性演者による雑技「樽くぐり」。蓋と底の無い細い樽の中に体を曲げて入ったまま、色々な軟体芸を披露します。驚異的に体の柔らかさに驚かれる人が続出。実際にお子様にステージに上がってこの雑技にチャレンジしてもらい、演者の凄さを知ってもらいました。さらに盛り上がってきたところで男性演者による雑技「水流星」。紐の両端に水の入った容器をつけ、それを回しながらアクロバットを行います。名前の通り、容器の中の水が照明に反射すると流れ星のように見える一見すると華麗な雑技ですが、実はかなりの力を必要する力と美の共演が織りなす雑技です。そして、最後は男性演者と女性演者との2人で行なう雑技「双人アクロバット」。男性が支え、その上に女性が乗り、頭の上にお碗を載せたまま片足で立ったり片手で倒立したりと様々なポーズでバランスをとります。国際コンクールでメダルを受賞した驚きの演目は最後にふさわしく、一番の歓声と拍手をいただくことができました。
こうしてショーは終了。中国雑技は初めてということでしたが、みなさんに驚異的な技の数々を楽しんでいただけたと思います。
総評
テレビでしか見たことがない方が多く、目の前での中国雑技にはみなさんの驚きを倍増以上にさせたと思います。演者側にしても広いステージをご用意いただけ、とてやりやすかったと喜んでいました。