被災地で開催された夏祭りにピエロ(クラウン)を派遣しました！in福島・本宮市

パフォーマーの紹介

　「ご来場されたみなさんが一時でも地震や原発のことを忘れて楽しんでもらえたら」という担当者さんの思いに合うパフォーマーということで、いつでも明るいそのキャラクターでみなさんを笑顔にするピエロ(クラウン)をご提案しました。そして、お伺いしたのはカナダやヨーロッパでパフォーマンスを学び、現地のフェスティバルに出演、帰国後も某有名子ども番組にも出演するなどという経歴の持ち主のピエロ(クラウン)です。パントマイム、バルーンアート、ジャグリングなどといった多彩なパフォーマンスで驚きと笑いをお届けします。

会場の様子

　夏祭りの会場となったのは地元スポーツセンターの室内運動場でした。この運動場に１２.６メートル（幅）× ５.４メートル（奥行き）× ４.２メートル（天井高さ）のステージが組まれ、ピエロ(クラウン)のショーをはじめ地元和太鼓サークルのコンサート、よさこい踊りのパフォーマンスなど来場者を楽しませる企画が開催されました。その他にもビンゴ大会、魚のつかみ取り大会、最後には打ち上げ花火など様々な企画が目白押しでした。

ショーの様子

　ピエロ(クラウン)によるショーは１７時と１９時半の計２回実施しました。会場アナウンスなどを入れていただいたりしてくれたおかげで、ステージの前には子ども達をはじめ多くの方が集まってくれました。原発の影響で来場者が減るかもと担当者さんが心配されていましたが、そんなことを感じさせないほどの人がご覧になってくれました。

　２回のステージで合計６０分の時間をいただいてましたので、このピエロ(クラウン)ができるパフォーマンスを存分にご堪能いただきました。バルーンを使って動物などを作りだしたり、音楽に合わせていろいろなジャグリングを披露したり、かばんや小さな傘などしか使わず、まるで映画のワンシーンを再現するようなパントマイム・・・など出し惜しみすることなくご覧いただきました。また、観客のお子様にも皿回しを体験してもらったり、時にはステージを降りて観客をいじったりとみなさんとピエロ(クラウン)が一つになれるステージショーを行いました。それに応えてくれるように観客からは拍手や歓声、笑い声が自然と上がっていました。

　こうして、２回ともみなさんに笑顔をお届けすることができました。お問い合わせの段階でいただいた担当者さんのご要望、「みなさんに楽しんでもらいたい」という思いにも十分にお応えすることができたと思います。

担当者さんコメント

　パントマイムなどの大道芸はＴＶでしか拝見した事がありませんでしたが、実際、目の当たりにするとＴＶでは味わえない「すばらしい感動」の渦が会場に溢れました。 最小限のセットと小道具で、いろんなことが伝えられることに驚きました。
　実は会場に私の息子２人も参加していたのですが、感想を聞くと「祭の中で何が一番良かった？と聞くと「パントマイム～♪」と戸惑いなく答えてくれました。私自身とてもおもしろく拝見しました！また機会ありましたら、是非、拝見させていただきます。ありがとうございました！

総評

　この大変な時にお祭りに呼んでいただいただけでもありがたいことなのに上記のようなコメントまでいただけ、我々も大変嬉しく思うと同時に励みになりました。ピエロ(クラウン)自身も「頑張って盛り上げ、みなさんに笑顔を届けてきます！」という決意の中で見事にその役目を果たしてくれました。来年以降もみなさんに「元気」をお届けできたらと思います。